主日の福音

【三位一体ヨハネ16:12-15 その2】

イザヤにはバビロン捕囚からの解放が預言されています。そこには、
初めからのことをわたしは既に告げてきた。わたしの口から出た事をわたしは知らせた。突如、わたしは事を起こし、それは実現した。お前が頑固で、鉄の首筋をもち/青銅の額をもつことを知っているからわたしはお前に昔から知らせ/事が起こる前に告げておいた。これらのことを起こしたのは、わたしの偶像だ/これを命じたのは、わたしの木像と鋳像だと/お前に言わせないためだ。お前の聞いていたこと、そのすべての事を見よ。自分でもそれを告げうるではないか。これから起こる新しいことを知らせよう/隠されていたこと、お前の知らぬことを(イザヤ48:3-6)。

とあります。神様の救いは預言者を通じて告げられてきました。であれば既に聞いたこと、起きたことを振り返り、これから起こる新しいことを心に留めることによってそれが実現するのです。そこでイエス様はイザヤの預言を踏まえ父である神様とご自分だけではなく、新しくも今まで隠れていて知られていなかった聖霊によって神様の救いが告げられるということを言わんとされたのではないかと考えられます。

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